熱中症保護対策のヒント&手作りスポーツドリンクのレシピ:サッカー指導者トム先生のインタビュー

今回のぐんまアンドユーブログテーマは熱中症対策です。2007年来日し群馬県安中市在住イギリス人のスポーツコーチ及び教師であるトム先生の目から見た日本人の熱中症に対する問題点とその対策を細かく教えていただきます。その中でMRS Gunmaのスポーツドリンクの作り方をお知らせしますのでお楽しみください。


夏になると各地で熱中症の事故のニュースをよく聞きますね!それは病気ではなく簡単な対策で親が安心して子供達を安全に夏でもスポーツまたは外遊びができる方法をお伝えします。群馬県安中市在住’、イギリス人のスポーツ専門家(ランドル・トム先生)のアドバイスにより改善でき熱中症事故のニュースが少なくなることを願います。


2021年6月28日スポーツ合宿にぴったりのきよみず邸貸別荘でトム先生、私(澤崎レンネ)と竹内明子がお話し合いしました。国際経験、日本での体育教員とスポーツコーチを元に貴重な情報を伝えてくれました。このインタビューの中、きっと自分の健康的な日常生活にも取り組めるポイントがあります。インタビュー後簡単な手作りスポーツドリンクレシピもあります。体にも、お財布にも優しいです。




トム先生のプロフィール


名前 ランドル トーマス(トム:Tom Randall)

出身地 ハダースフィールド、ヨークシャー、イングランド

来日の年 2007年

職業 サッカー指導者(一般社団法人LEONI SPORTS GROUP 2010〜現在)、体育教師(軽井沢町立軽井沢中学校 2016年〜現在)

趣味 スポーツ「今特にトライアスロン」& 日曜大工

コメント 家族とペットは幸せなら、僕も幸せです!

一般社団法人LEONI SPORTS GROUPについて

2010年 設立

2015年 日本サッカー協会登録団体となる

2019年 一般社団法人となる

現在 メンバー数100人以上

カテゴリー U6、U8、U10、U12、レディース、ガールズ、フットサル、キンダーガーデン教室

その他 マルチスポーツ夏休み教室、モモトレ教室

https://leoni.jp/

https://www.instagram.com/leonisportsgroup/





熱中症保護対策についてのインタビュー

Q1:イギリスと安中でのサッカーコーチとしての経験を教えてください。

A1:イギリスではプロサッカー選手を目指していましたが、次第にサッカー指導者として興味を抱くようになり所属していたチームの紹介で、まずアメリカでサッカー指導の経験を積みました。その後、イギリスに戻り、大学で学びながら色々な国を旅していく中で、日本に来る事になりました。日本に来て驚いたことは、日本人には、英語を話せる人があまりいなかったことです。その為に、まず日本語を自ら学ぶところからスタートして、日本に来てから2年後の2009年にサッカー教室を始めました。初めは、5名からのスタートでした。現在では一般社団法人LEONI SPORTS GROUP(以下レオニと省略)において大人の教室も含めて100名以上の方の指導をさせていただいています。


Q2:こちらのブログを読んでいる人達に熱中症保護のヒントを伝えたいのですが、母国イギリスは涼しくて暑い日本において熱中症対策で何を学ばなくてはいけませんでしたか?

A2:熱中症という言葉は、あまり好きではありません。なぜなら、メディアがあまり騒ぎすぎるので子どもたちが外に出ることを怖がるようになってしまうからです。熱中症は、決して病気ではないので、対策することで防ぐことが可能です。皆さんにもしっかり、予防方法を学んでほしいと感じています。夏もしっかり対策を取ることで、外で運動できます。熱中症が心配だからといって、外に出ないと夏の間に太ってしまいます。ぜひ、しっかり予防方法を学んで体を動かしてください。


Q3:熱中症の症状のサインは何ですか?

A3:熱中症になると、倦怠感や頭痛、冷や汗をかきます。のどが乾くと感じてから対策するのでは遅いので、暑いと感じたり、たくさんの汗をかいたら木陰で休んだり水分をとるなどのこまめな予防がとても重要です。


Q4:子供が部活やスポーツの練習後、帰宅して家で熱中症の症状があるときどのような対処ができますか?

A4:帰宅してからは、比較的珍しいかもしれません。だいたいグラウンドで倒れてしまうことが多いからです。レオニでは、11年間、一度も熱中症を出したことがありません。対策すれば予防できます。でも、熱中症になってしまったときはまず横にさせて休ませます。そして、薄めのスポーツドリンク(水:スポーツドリンクを1:1に割る)を飲ませてください。そのままでは、糖分が多すぎて体に負担になり、余計のどが乾いてしまいます。糖分をとると、その糖分を体が消費するために水分を必要としますので、現在市販されているスポーツドリンクそのままでは、脱水症状を引き起こしかねません。必ず、薄めてください。後程、オリジナルスポーツドリンクレシピも掲載しますので参考にしてください。次に血管が多く通っている関節を冷やします。脇の下や股の間などを中心に冷たいタオルや、保冷材にタオルを巻いたものなどで冷やします。しかし、何よりも予防することが大事であることを覚えていただきたいです。「治療よりも予防!!」です。


Q5:夏期間中に家でできる熱中症対策を教えてください。

A5:まず、しっかり朝の食事をとることです。バランスのいい朝ごはん特に、和食の朝ごはんはお勧めします。揚げ物や、菓子パンはやめてください。体が乾いてしまいます。果物の糖は、大丈夫です。グラノーラやコーンフレークはOK。パンも菓子パンでなくトーストを。お弁当は子どもが食べやすいものがいいです。おにぎりは特におすすめ。ウィダーインゼリーなども悪くないです。


Q6:サッカーコーチとしてチームの熱中症対策は何をしていますか?

A6:まずは、子どもと親への教育です。なぜ、この対策をするのか?理由をしっかり説明します。

例えば、レオニではドライTシャツを使っていますが、Tシャツの下に綿の肌着をつけないように指導します。なぜなら、綿の肌着は汗をよく吸収するのですが、とても乾きずらく、体の熱を効率よく発散させにくくなってしまい、逆に暑くなってしまうからです。これでは、ドライTシャツの機能がうまく働きません。子どもが、もし肌着を着ていたら脱ぐように促しますが、その際必ずなぜ脱いだほうが良いかを尋ねて答えさせます。このような方法で、しっかり理解させます。

他には、暑くなる前に保護者に向けて熱中症対策の指導を行っています。

そして、睡眠もとても大事なので通年等して、19:00以降にゲームなどをしないように指導しています。なぜなら、深く寝ている間に子どもは脳から成長ホルモンが出ます。ゲームなど遅くまでしていると、脳が深い睡眠に入りにくくなるからです。睡眠をしっかりとって体を休めることは熱中症対策にもとても有効です。

エアコンは、使わないで済むのならば使わない方が良いと思います。寒暖の差が激しいと、体に負担になります。子どもたちの手足がとても冷えていることがとても気になっているので、レオニの保護者には車の中など風が入る空間では自然の風で過ごすといいと伝えています。

そして熱中症の対策の一つとして、手首をこまめに水で冷やしています。手首にも多くの血管が通っていますので、こまめに水道の水で冷やすことで体全体をクールダウンさせることができます。

あと、サッカーの試合ではWBGT(気温、湿度、風の強さなどが図れる計測器)によって常に熱中症の警戒レベルを図って、休憩をしっかりとりながら試合や練習を行っています。


Q7:蒸し暑い期間、日本の現在のスポーツ習慣から選手がもっと元気にいられる改善方法がありますか。

A7:長時間の試合を控えたほうがいいと思います。しかし、グラウンドの数が全体的に少ないので、どうしても集中してしまい長時間になってしまう。大きい問題ではあるが、スポーツ環境を変えていかないと熱中症が改善されないように感じています。

あと、長時間の練習も控えたほうがいい。一番涼しい時間帯に、集中して練習したほうが効率的。暑さも昔とは違うし、食生活も、子どもの送迎を支える母親の生活スタイルも変わっているので練習時間も変えていく必要があると思います。


Q8:日本でイギリスの取り込める熱中症習慣はありますか。

A8:日本や、アジアにはタオルを首に掛ける習慣がありますが、首をタオルを掛けることで熱を発散しずらくなってしまいます。できるだけ、タオルは掛けないでほしい。スポーツ用帽子などを活用してほしいと思います。


Q9:以前朝練習の話をしました。朝練と熱中症保護対策についてお話ししてください。

A9:朝練は、日本の文化としてあるが、やめたほうがいいと思います。なぜなら、①睡眠時間が減る②朝の食事がいい加減になる③疲れて授業に集中できない可能性がある④運動後に食事をできないのでおなかがすいてしまい体の成長の負担になる。このような理由です。

朝練習をするのであれば必ず栄養補給が必要です。お勧めは授業前に一つのおにぎりを食べることにより上記問題を緩和できます。

熱中症対策の為にも控えるべきと考えます。


Q10:その他、教えたいことはありますか?

A10:その他、現在中学校の体育の先生として勤めております。気になっている点は以前より中2、中3の子供達が疲労骨折、椎間板ヘルニア、腰痛などの子供が経験するはずのない病気が数多く発生しております。成長期の子供たちの体作りを考えて欲しい。年配のコーチは以前自分達が教わった方法と同じように指導していますが、現在の子供達の生活環境はその時代の生活環境と随分異なっている。近所に子供達が少ないまたは公園が少ないため自由に外で遊んでいない。祖父・祖母と一緒に暮らしていない。兄弟が少ない。親は共稼ぎ、スマホ及びゲームから電磁波の影響により体が弱くなってきている。さらに福島原発事故の放射能漏れから10年経過し身体に影響を受けている。何よりも子供達の健康が大切です。そのため現在の環境に見合っている子供のスポーツ指導を作らなければなりません。



MRS Gunma 手作りスポーツドリンクレシピ


トム先生が熱中症保護のため薄味のスポーツドリンクをお勧めしています。私の中1の息子がバスケットボールの部活のためこのレシピを利用しております。家で飲む時チェアシードも加えて栄養たっぷりの飲み物になっております。きよみず邸でトム先生が私がスポーツドリンクを作っている様子のビデオを撮ってくれました。ぜひ見てください。それから自分の家族のお口に合っているお味に工夫してください。






*竹内家のスポーツドリンクを飲んだ感想*

思ったよりも甘みとレモンの味がしっかり感じられ、でも市販のものよりも全然甘すぎずに、後味さっぱり飲めてとっても美味しかったです。お家にあるもので簡単にできるので、お勧めです。


材料

材料 水  1.2 L (シュンガイト水がお勧め💧)

塩  小さじ⅓ (約2g)

砂糖または オリゴ糖 大さじ3~4

レモン汁 大さじ2~3


💧シュンガイト水: シュンガイトはロシアの鉱物で水に浸けることにより豊富なミネラル水ができます。それを飲むことで免疫が高まり強靭な体を作れます。また殺菌効果もあるのでうがいとしてもお勧めです。


日常生活でご利用したい方はお問い合せください。


MRS Gunma シユンガイト担当 澤崎 レンネ 070-3172-2110


シュンガイト水のための石を購入:

https://www.mrsgunma.com/product-page/shungite-for-water 


作り方

  1. レモン汁、砂糖、塩と200mlをブレンダーに入れる。よく混ぜる。ブレンダーがない場合はボールに入れて泡立て器でよくかき混ぜる。

  2. 残りの水1Lを入れ、よく混ぜる。ブレンダーがない場合も泡立て器でさらによくかき混ぜる。

  3. 味をして見て好みの味に調整する。


応用レシピ:チアシードスポーツドリンク


チアシードジェル(水分補給)の作り方

  • 水100mlに対してチアシード大さじ1を入れる。

  • 蓋をして振る。

  • 冷蔵庫に入れ保管する。ジェル状になったら利用できます。